アンプの歪率測定

| コメント(0)

※工作記事はここにまとめ中

 いっぱいアンプ作ってるのにマトモに測定をしていないので、おなじみの歪率と最大出力くらいはと計測してみることに。

 歪率測定の方法はググれば出てくる。お手軽なのはefu氏のWaveSpectraとWaveGeneを使った歪率測定。ソコソコのサウンドカードとケーブル類とダミー抵抗とExcelがあれば良いのでさほどお金もかからない。
 が、ダミー抵抗、交流電圧計、サウンドカードへの入力の3つをヘッドホン出力からとるものが多いのと、サウンドカードのオーディオ入力に高電圧を突っ込めないから(サウンドカード側の入力を絞ってしまうと入力側の特性が変わる場合もあるため)アッテネーターも必要になるので、それらを簡単に繋げられるツールというか治具が必要になってくる。

elec_thdnbench_01.jpg

 スピーカーターミナルにダミー負荷抵抗を挟んで使うか、上部のミニステレオジャックにヘッドホンを繋いで負荷とする。スピーカーなんかも負荷に出来る。
 DMMやオシロのプローブはダミー抵抗の足に付ける、もしくはスピーカーターミナルに突っ込めばOK。
 入出力はRCA。出力はボリュームでアッテネート可能。
 あとはExcelでテンプレートを用意するだけ。こっちはそんなに面倒じゃない。

elec_thdnbench_b01.jpg

 で、出来たグラフがコレ。負荷15Ω、1Khzでの計測データの比較。各機の素のデータは100Hz、1kHz、10kHzで取ってあるので、その内まとめの個別ページに載せる予定ある程度載せました

グラフと計測に対する所感。
013C:SimpleABの±2.5V。LT1112+C1815/A1015。ユニバ基板版。LT1112のせいか013SPより出力が取れない。歪率も013SPより悪い。
013SP:SimpleABの±2.5V。こちらはLM49721+前C2120/A950+後C2320/A999。15Ωで1.6Vp-pくらいは取れてる計算。
015SP:A47の±2.5V。LM4562+OPA2134。SimpleABよりは取れなかった。バッファをLM49721とか出力電流多めのものに変えたら多少良くなるかも。
016SP:9石ディスクリ±12V。wavespectraでトランスからの60Hzを拾っているのが判る。途中で1KHzだけ歪率が悪化しているのはちょっと分からない。もう少し改造が必要なのかも。終段トランジスタをリードで伸ばしてシャシーに付ければミニスピーカーを駆動出来るかも。
017SP:1石ディスクリ+2.4V。厳しい設計値を使ってるせいで、しょっぱなから二次歪でまくりっぽい。ちなみにRMAAで計測すると高音域がかなり減衰していた。
018SP:5石ディスクリ±4.5V。ダイアモンドバッファからSEPPに簡略化したせいかな。

 今まで主観的な試聴感想しかしてなかったから、客観的なデータでこうして出てくると面白い。ただTHD+NだとサウンドカードのS/N比も入るので常用域が1mWかそれ以下のイヤホン/ヘッドホン常用域での性能がわかりにくい。
 までも、計測してグラフがニョキニョキと生えてくるのは楽しい。そか、シミュレートで出てきたTHDもこのExcelのテンプレでグラフ化したら歪の傾向がつかめるようになるのか。早く作っておけば良かったなorz

コメントする

2011年10月

            1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31          

アーカイブ